60年代から90年代のお勧め音楽を紹介するブログ(R&B、SOUL、JAZZ、Fusion、progressive rock、J-POP、etc)

偶然知り合ったMr.K。二人の共通はジャンルを問わずに音楽が好き。二人のメールのやり取りからお勧めの音楽を紹介するブログです

なぜテクノ? YMO

<Mie>YMOのメンバーがいたバンドってどれも凄いのに方向も違うのに
何故組むことになったのかしら。なぜテクノ?色々疑問が残ります。

<Kさん>
確かに、3人3様ですが、ホソノサンのアメリカンでも、
ブリティッシュでもない東洋への音楽回帰のアプローチ、
教授のシンセミュージックの可能性の追求を目論んでいた時に、
ドイツのクラフトワークのサウンドを初めて聴いた時に、
YMOのサウンドがイメージされたのでしょうね。
その屋台骨になるドラムは、単調なリズムを長時間、
正確に叩ける人が必要だった。それが、ユキヒロだったわけです。
元々は、スタジオMですから、狭い世界です。顔見知りは、当然。
互いの技量も志向も知り尽くしてますしね。
YMOは、最初から、世界を狙っていたと思いますよ。
というか、
計算尽くされたアプローチだと今思うと感じます。
アルバムジャケットを見ても、日本というより、チャイナ、
東洋のイメージですものね。西洋人に対する「わかりやすい」つかみですよね。

Yellow Magic Orchestra

Yellow Magic Orchestra

 

 

<Mie>こんばんは。YMOを久しぶりに聴きました。なるほど。
そういったいきさつで3人は集まったんですね。
細野さん中心に坂本龍一のシンセと高橋ユキヒロのドラム。
個性がマッチしていますよね。YMOは世界に誇れるバンドですよね。
ファイヤー・
クラッカーとかアジアン風だし。
特殊な音楽だから一部のマニアにしかうけなそうというか、
そもそも日本でうけようとか思ってないですよね。
本人たちもまさか日本でうけるとはおもってなかったのでは?
YouTubeで再結成したNHKでのライブビデオがすごくカッコよくて!!
やっぱりYMOすごい。でも、
やっぱり個性が強いので細野さんと教授は
ぶつかっていたみたいで
すね。ユキヒロさんが仲介役で困っていたという
エピソードを見てやっぱりな~と思っちゃいました。
久しぶりにCDをあけてライナーズノートみたら作曲って細野さんが中心だったんですね。
てっきり坂本龍一が中心だと思っていた。
ユキヒロさんがあの名曲ライディーン作曲したのは知らなかった。


YMO - Rydeen (Budokan 1980) - YouTube


YMO-Firecracker - YouTube


tong poo - ymo (07/07/12) - YouTube